ずっと楽しみにしていたクレープを買いに行ったら店員さんが異常に不機嫌だった話
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ずっと楽しみにしていたクレープを買いに行ったら店員さんが異常に不機嫌だった話

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家の近くのイオンにね、クレープ屋さんが入ってるんだけど、生地が米粉で作られているからなのか、クリームが特別なのかわからないけど、とにかく美味しい。

そこでいつもチョコバナナを買うのだけれど、期間限定でマロンクレープが出ていてずっと狙っていた。

いつもタイミングが悪く買いそびれていたのだけれど、流石にそろそろ行かないと無くなっちゃうんじゃないかって(期間限定だから)、今日意を決して行ったわけですよ。

息子がラーメン食べたいと言うもんだから、フードコートでラーメンを息子と分けて食べた。(一杯のかけそばみたい)

クレープ食べるつもりで来たのにラーメンで結構腹一杯になっちゃって、今回ももしかしたら危ういな…と思いつつ、とりあえず前を通ってモチベーションを上げる作戦にでた。

20時に閉店で19時50分がラストオーダー。店に着いた時刻が19時23分で、一人お客さんがいた。お腹と相談してかなり迷ったが、前にいたお客さんが帰っていったと同時に、せっかくだしと思ってレジに並んだ。

さっきまでいたはずのレジのお姉さんが裏にいっちゃっていなくなっていた。もう一人いたけどなんか作業してる。こう見えても遠慮がちな私は、気づいてもらうまでレジで待ってみた。

2分くらい待ったところで、裏からお姉さんが出てきた。明らかに「うわっ」って顔をしてめんどくさそうに注文も取らずに棒立ちしている。

「えっと…マロンクレープ一つください。あ、あと、ソフトクリームをカップで…(息子の分)」

「あと、黒糖ミルクティーください」と、旦那くん。

「1050円です」

「はい」

これだけのやりとりだったが、終始お姉さんは不機嫌で、むしろどんどん不機嫌になっていく。クレープを作っているときのお姉さんは怖すぎて直視できなかった(クレープって作ってるところ見るの感動するのでいつも楽しくみてるのだけれど)。

アイスを先にカップに入れてクレープを作り始めた。アイスを先に渡してくれるのかなと思って受け渡しのところに立っていたが、渡す気配なし。ちょっとずつ溶けていくアイス。

乱暴に放り込まれる栗たち。かけすぎじゃない?と思ってしまうほどのシロップ(申し訳ないけど見ていてオエッとなるほど)。使うたびにバンバンと台に叩きのめされる生クリームの入った袋やフライ返しみたいなやつ。

お姉さん、なんかあったんかな。

無言で差し出されるクレープちゃん。まあ、美味しそうだこと。

「あ、ありがとうございます」

そういって乱暴に作られたはずなのにえらい整っているクレープを眺めてちょっぴり悲しくなった。

イートインがあるので、そこでクレープを食べることにした。一口食べて「あ、普通に美味しい」。上にでっかい栗も乗っててそれも一口でパクリ。うまい。甘いもの食べて幸せを感じていたのだけれど、さっきのお姉さんがなんか脳裏に焼き付いている。

段々とクレープも美味しく無くなってきて、シロップがドロドロ〜っと出てきた。やっぱかけすぎやんけ。甘すぎて鼻がもげそうだった。

「ねぇ、旦那くん。さっき、お姉さんめちゃくちゃ怒ってなかった?」

「機嫌悪そうだったね。」

「なんかしたかな?」

「多分、前のお客さんの作り終わったあと、片付け作業してて、全部片付けちゃってたんじゃないかな?アオの作るときにまた全部出してたから。」

あ、なるほど。タイミングが悪かったかぁ。でも閉店20時でラストオーダー19時50分。まだ30分あったからセーフじゃないのか?

「私のせい?w」

「いやいやいや、違うよ。ただ早く帰りたかったのにタイミング悪くきたから。それだけの話。いつもならこの時間、人が来ないんじゃない?だから早めに片付けて50分には上がれるようにしてたのかもね。知らんけど。」

なるほど。まぁ、でも私が不機嫌にさせてしまったのは否めないようだ。なんだか複雑な気分。なんか難しい顔をしている私に旦那くんが言った。

「でもさ、こう考えたら面白いよね。もし、お姉さんが今日は本当に大事な用事があって、どうしても20時にはここを出たかったとするじゃん?」

「どんな用事よ?」

「例えばだけど、お母さんが病気で入院してて21時までしか面会できないとか、婚約者の両親とこれから会う約束があるとか、実は子持ちで、延長保育に入れてて、一刻も早く迎えに行ってあげたいとか」

「3個目はなさそうだけど。そんな遅くまでやってる保育園ないし、そもそもそこは会社が考慮すべきでしょ」

「例えばの話ね(笑)人それぞれ事情があって、みんなそれぞれの人生があって。でもそれって赤の他人には絶対分かりえないことで。ただ単に帰りたかったのかもしれない、でも、もしかしたら何か大事な用事があったのかも、何か悲しいことがあったのかも、完全に自分都合の妄想だけど、そうやってい想像力を働かせることで、自然と相手の態度が気にならないんじゃないかな?」

「まぁ…本当にそうだったら…でも、だとしてもお客さんにそんな態度取るのは私はできないな」

「そうだね。でもさ、誰かにされたことをいちいち気にしててもさ、モヤモヤしてるのって結局自分一人なんだよね。それってなんか悔しくない?」

「悔しい」

「だから気にしないことが一番だし、勝手な想像力を働かして自分に都合のいいシナリオを作ることで、なんか許せるというかどうでも良くなるというか、むしろ、大丈夫かな?って。」

「まぁ、いつまでも引きずっても仕方ないし、相手の言動に影響されてこっちだけが嫌な気分になるのも馬鹿らしいね」

「そうそう」

「ちなみにこれ、逆も然りで、もし自分が店員の立場だったとして、早く帰りたいのに、うっわ〜客が来たよ、めんどくさって思っても、いや待てよ?この人、もしかしたら今日、仕事でやっと契約取れて、一緒に祝う人もいないからせめて一人で大好きなクレープを買いに来たのかもしれないとか、子供が今日、一等賞を取ったから、プチお祝いでクレープにしてくれたのかもしれないとか…例を挙げればキリがないけど」

「なるほどね、どんな状況でも、相手の置かれている状況を勝手に妄想してみると自分の怒りというか、気持ちを落ち着かせて気持ちよく対応できるってことね」

「うん、まあそういうことかな、僕は常にそうやって生きているよ。だからあんまり誰に何されてもイライラしない。時間の無駄だし、エネルギーの無駄だし。そこにエネルギーを注ぎ込んでも得する人はいないしね。」

「人の言動に影響されないって私の課題だな。すぐ気になっちゃうもん(笑)」

「アオは、すぐキレるもんね」

「あ?」

なんだか気持ちがスッキリした。気持ちがスッキリしても、残念ながらクレープはシロップがドロドロなのには変わりなく、甘い通り越してなんか辛くてw最後まで食べきれなかった。

一瞬で想像力を働かすのは難しいかもしれないけど、ちょっと今日から意識してやってみようかと思う。これって一種のアンガーマネージメントなのかもしれない。

最後に今日食したクレープ。この馬鹿でかい栗が美味しかった。あと、この栗モンブランクリームみたいなやつ。

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まぁ、つまり結論何が言いたかったのかというと、やっぱりクレープは王道が一番っていうことよね。

マガジンでは、私の思想や体験、漫画のネームなど載せているので、こちらもどうぞよろしくお願いします🤲






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note新エディタ

雲の向こうは、いつも青空 ルイーザ・メイ・オルコット
1991年生まれ沖縄・福岡・埼玉で育ったイラストレーター。2019年イラストレーターとして活動開始。2020年1月より塾講師を辞めフリーランスに。noteではSNS運用についてやイラストレーター・漫画家に役立つ情報を発信します。公式ウェブサイト▶aoikamoe.com