直接営業せずにSNSだけでクリエイターが生き残れるか考えてみた
こんにちは。蒼井アオです。
直接営業せずにSNSだけで生き残れるかちょっと考えてみました。
今回は、イラストレーターに重点を置いて分析しています。
実際私は直接営業も経験していますし、SNSからのご依頼を受けたことも沢山あります。
その経験を踏まえてお話ししたいと思います。
結論から言うと、SNSだけで『生き残る』のは難しい…でもやり方次第では十分可能かな…と思います。
実際にSNSで売れて世界に羽ばたいている人も沢山いるので戦い方次第では、SNSはかなり味方になってくれるツールであると思います。
イラストレーターで有名な方で言うと、ダイスケリチャードさんとか。
海外に住んでいた時に、現地の友人でもダイスケリチャードさんを知る人は多く、世界中で人気のあるクリエイターさんです。
彼の世界観や色彩感覚はオリジナリティ溢れ、沢山の人を魅了し続けています。
彼のインタビュー記事では、やはりTwitterや Instagramからの依頼が多く、個人ではなく完全に企業さんのみお受けしていると書かれていました。
ヴィレッジヴァンガードさんとコラボしたりなどもしています。
ダイスケリチャードさんのイラストって、PinterestやTumblrなどでおすすめに出てくることが多いんですよね。
なので、海外からもお声がかかりやすいんじゃないかな?って勝手に分析しています。
ダイスケリチャードさんを代表として挙げましたが、SNSで活躍する方の共通点って、やっぱりオリジナリティのあるもので人を魅了するもの(ストーリー)を持っている人な気がします。
イラストレーターでいうと、作家性イラストレーターさんに多いのではないでしょうか。
商業イラストレーターでも、自分のコンテンツをしっかりともってSNSを運用することで、別の道が開ける場合もあると思います。
お仕事のイラストとは別に趣味でSNSを更新するくらいの程度で良いと思います。
趣味なので、お仕事に繋がるようなイラストを描くのではなくて、好きなものを描く。
例えば、男性のスーツ姿が好きならそれをひたすら描いて載せるとか、制服姿の女の子が好きならそれをひたすら描いて載せるとか。
自分の得意な分野や、好きなことを見つけて、テーマを絞って発信することで、より反応を持ってもらいやすいような印象はあります。
ここからは、私が実際にSNS運用でしてきたことを書いています。
クリエイター向けのSNS運用で大事なポイントを書いているので、SNS運用を視野に入れているクリエイターにはヒントになると思います。
私は、エモいシチュエーションのイラストや漫画を作るのが好きなので、それをひたすら趣味で挙げていたらバズって、今ではそこからお仕事が舞い込んできます。
シチュエーションだったりストーリーだったりはほとんど自分の実体験を元に作っています。
そういう自分の経験をイラストや漫画にしたら反応してもらえるなんて微塵も思わずに始めました。
ただ、自分がそれが好きだし、沢山ストーリーやシチュエーションのストックがあるから表現したくてはじめて、当たったという感じです。笑
その前も、いろいろ可愛い女の子を描いたり、髪の毛が細かい子を描いたりしていましたが、アニメっぽい漫画っぽいタッチの絵が自分は好きだと気づいてからは、タッチもガラリと変えました。
かなり長い間、試行錯誤してやっとたどり着いたと言う感じです。
そこから描くのが圧倒的に楽しくなりましたね。
イラストも楽しく描いてるのが見えると言われたことがあるくらい絵にも出ていたみたいですね(笑)
なので、自分の得意で好きなものを見つけて、テーマを絞って発信することで、よりチャンスを掴みやすくなるんじゃないかな?と思います。
ちなみに、SNSは、TwitterもInstagramもTikTokもFacebookもやれるものは全てやるべきだと思います。
1日に何度も発信する必要はないし、作品ができたらアップする程度で十分です。
露出度をあげるためには、いろんなところで存在をアピールしないと、SNSによってもユーザー層が違うし、反応も違うし、投稿してみないとわからないし…
私はずっとTwitterに執着していましたが、TikTokやインスタを始めたことで、かなり仕事も増えました。
今では、TikTokとインスタから依頼が入ることがほとんどです。
今回、元超有名グループだったメンバーのソロ曲のMVを担当させていただくことになりました。
まさにTikTokからです。
SNSに力を入れ過ぎるのはよくないけど、使わないのは本当にもったいないと思います。
大手広告会社の方もおっしゃっていましたが、今はSNSでクリエイターを探す時代になったと。
こんなご時世でもあるので、益々その傾向は加速するように思います。
SNSをやりながら営業で仕事を取っていくのが一番バランスが良いので、できる方は両方無理ない程度にやるともっとチャンスを掴めるのではないかと思います!
がんばりましょう!
以上です。